世界保健デー2017のテーマは「うつ病:一緒に話そう」

世界保健デー2017のテーマは「うつ病」

http://www.who.int/kobe_centre/ja/ 

 

WHOは、4月7日の設立日を記念して、

保健医療に関するテーマの啓発活動を

毎年行っています。

今年のテーマは「うつ病」です。

 

 

40秒に1人、世界のどこかで、誰かが自殺で命を落としています。深刻なうつ病の場合、自殺を考えるのは珍しいことではありません。

 

うつ病は治療する事ができます。うつ病かも?と感じたら、必ず周りに助けを求めて下さい。

出典元:WHOウェブサイト

「うつ病」とは?

 

・うつ病という病気では、悲しい気持ちがずっと続いたり、普段は楽しめることへの興味がなくなったりして、普段どおりの生活が送れない状態が、2週間以上続きます。それに加えて、うつ病には、一般的に次のような症状が見られます。元気が出ない、食欲不振あるいは過食、不眠あるいは過眠、漠然とした不安、集中力と注意力の低下、決断ができなくなる、落ち着きがなくなる、自己評価が低くなり自信がなくなる、罪の意識を感じる、将来に対して希望がもてなくなる、自傷や自殺について考えてしまう。

 

・うつ病は、どこの国でも、どんな人でも、何歳であっても、誰もが影響を受ける可能性がある病気です。

 

うつ状態になるリスクは、貧困や失業、大切な人の死や、恋愛・婚姻関係の破綻、身体の病気やアルコールや薬物の使用によって増加します。

 

・うつ病は精神的苦痛を引き起こし、日常の簡単なこともうまくこなせなくなること、ときに家族や友人との人間関係が壊れてしまうことがあります。

 

・最悪の場合、自殺につながるケースもあります。うつ病は予防、治療が可能です。心理療法や抗うつ剤を使ったりすることで治療できます。

 

・うつ病に対する偏見を取り除くことで、より多くの人たちが、必要な助けを求められる環境をつくっていくことにつながります。

 

・まずは信頼できる人に相談してみましょう。それが回復への第一歩となります。

 

WHOでは、啓発用ポスターも配布中。

ポスターを掲示したり、ハンドブックで学校や職場での理解を深めてみるのはいかがでしょうか。

 

 

ダウンロードはこちらから

 

ポスター

http://www.who.int/kobe_centre/mediacentre/posters/ja/

 

ハンドブック

http://www.who.int/kobe_centre/mediacentre/handouts/ja/

 

 

※家族用、職場用、学校用などの、生活場面に応じてポスターやハンドブック等が複数あります。ぜひご参照ください。